イドラブログ(仮)

イドラとかpso2とかの雑記です

事実ベースで語る9年間のデータから見るキャストの未来の話

※こちらの文章は12/9に投稿した動画の文章書き起こし&加筆修正行ったものとなります。

 目次

 

 

youtu.be

 

本文章は運営擁護、と言うか
どうしようもない現実を叩きつける物となっておりますのでご注意ください

また、この話では男性キャラには一切触れず
キャストの話だけをしていきますのでご了承ください

それでは対戦よろしくおねがいします

 

「前提条件」

今回の件、大層ブチギレてる方がいらっしゃるのは当然ではあるのですが
「前提条件」が食い違っている様子の方が散見されているのでそこは先に説明したいと思います

それは「種族比率のデータをいつ取ったのか」です

今回の件、そもそも話題に上がったのが
1.NGS開始以降、パーツの実装ペースが減っている
2.質問として投稿される
3.放送で取り上げられる
という流れな訳です。

NGS開始時点で既に減っている、事後報告となっています。

NGS開始以降パーツの配信が減った、だから人口が増えるわけ無いだろ!
という意見はそもそも成立しません

コスチューム、パーツは作成するのに半年以上かかります
今年5月に行われた「新生コスチュームリクエスト総選挙」での
ラインナップが来年3月頃から配信予定となると
実際半年以上かかるのが事実であるとおわかりいただけると思います。

また、ほぼ毎年行われているデザインコンテストも
実装まで約1年かかるのが通例となっています。

既にデザイン画が存在しているモノで約1年かかるのですから
新規デザインとなれば同等かそれ以上時間がかかるのが道理であります。

これからも分かる通り、NGS配信以降の種族比率を見て
アバターアイテムの配信スケジュールをいじることは不可能という訳です。

「種族比率のデータを取ったのはNGS配信以降ではない」となれば
PSO2の配信期間、ざっくり9年間の積み重ねが
キャスト需要が存在しないこと」を逆に証明してしまったというオチなのです。

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キャスト9年間の軌跡

という訳でこれまでのキャストの軌跡を順にたどっていきたいと思います
まずはサービス開始から1周年まで。
男性キャストは初期パーツ3種、アングリフ、コロッサス、マギウス、
シェリフ、バルドル、ジョーカ、フィルフ、ヒュリオン、メルダー、
ゴウボイド、アラオ、オラトリオフレーム、ディヴァリース、ベルガまでの17種です。

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女性キャストは初期パーツ3種、イオニア、ランクス、イルシオン、
ワスプ、フリーゲン、ラミア、グリース、ケルビナ、メディウム
ヒルベルト、ヘルマ、ローゼンS、Nシュヴァンツ、ロニアレディ、
ナジン、ファウマレディ、ディスタレディの20種です。

f:id:idola_ps:20211210190247p:plain男性パーツの女性版がある分3つ多い形となります。

人気パーツランキングでは3部位ともかなりの混戦となっており、
EP1パーツは組み合わせの汎用性が高いことが伺えます。

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1周年での種族比率は男性キャスト9.5%、女性キャスト15.8%となっており、両方合わせても25.3%。
この時点ではデューマンは未実装であり、
1年目時点で3種族で最も人口が少ない状態という厳しいスタートを切っております。

続いて2年目のパーツまで。---------------------------------
男性キャストはレギア、ドレーク、ジャスティスA、ディバインK、
エヴァレット、ベイバレル、グラルディ、ネメジスト、
ライザーF、グラニーダ、グルマイカの11種です。

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女性キャストはローズマリー、アルビダ、エターナルF、
アリスリーパー、ウィグナー、リジェラン、バイラリン、
レヴァイア、Rイノセンテ、ピオニア、コーブレスの11種です。

f:id:idola_ps:20211210190356p:plain1年目に対し配信ペースが少し落ちており、
1年目から続いてpspo2iからの移植パーツが3種あるため
PSO2オリジナルのパーツは8種となります。

人気パーツランキングは去年に続き3部位とも混戦。
女性キャストレッグはスカート付きが人気なのが伺えます。

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2周年での種族比率はデューマンが増えたことで
男性キャスト7.5%、女性キャスト12.6%、合わせて20.1となっております。
一番比率が少ないのはニューマンではありますが
非キャスト種族が8割な時点ですでに絶望的な感じになっています。

続いて3年目のパーツまで。---------------------------------
男性キャストはサイハジン、レクトアギル、フリーヴァ、
キオウガイ、ギャレオス、セイタカ、バンテスタの7種です。

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女性キャストはフウリンカ、エクレピスト、ローヴァ、
サヤヒメ、リファシル、ヒメセイタカ、アムアイラの7種です。

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特筆すべきは(ヒメ)セイタカシリーズ。
PSO2初のクリエイターズコラボとして
フィギュア原型師浅井真紀氏が
キャラクターデザインを手掛け、それをゲーム実装&フィギュア化する
キャスト救済テコ入れ第一弾となっています。

またこのあたりから組み合わせがしづらい、
セットで使うことを想定した個性が強い
キャラクターのようなパーツが増えてきています。テコ入れ第2弾。

人気パーツランキングは男性はフリーヴァ優位、
しかし1年目のパーツも健闘している状態となります。
最初期パーツはデザインが良かった、と美化されがちなのはこの辺が由来ですね。

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3周年での種族比率は男性キャスト7.7%、女性キャスト12.2%、合わせて19.9となります。
男性はわずかに増えましたがトータルでは2割を切ってしまいました。

続いて4年目のパーツまで。---------------------------------
男性キャストはヴァリエス、センガミ、コンガラ、
アコーディ、ラシオス、アルベリカ、ギガンテの7種です

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女性キャストはサフィーア、シャンフー、ヒメコンガラ、
デルマーチ、ルセリア、フレイジア、ワルキアの7種です

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既に年7種実装が平常運転となっています。
コンガラは原型師コラボ2弾となっています

見た目はいいのに固定色で使い物にならない、
そんな微妙パーツが台頭してきた時期です

人気パーツランキングはなんと女性ボディ1位のフレイジアを除き
前年度以前のパーツがランクインする大不作となっております。

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4周年での種族比率は男性キャスト8.4%、女性キャスト11.3%、合わせて19.7となります。
男性は増えましたが女性が減ってトータル減。レイヤリングウェア実装がこの時期です。

続いて5年目のパーツまで。---------------------------------
男性キャストはヴォグルス、ガルファ、グロード、ディグゥ、
ラクレス、ローロック、ゴルンレオ、スティレットの8種です

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女性キャストはアルナール、ウィルカ、ハローゼ、コルトゥ、
ドラウリア、クレスロ、シルフォス、スティレットGの8種です

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遂にパーツオンリーコラボのFA(G)コラボがやって参りました。
逆関節の獣モチーフも人気な印象。

ある意味伝説のパーツのみの復刻スクラッチ
「レガシーパーツセレクト」はここで開催されました。

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人気パーツランキングでは男性は3部位とも新規パーツな一方
女性は大昔のパーツが3部位独占のZAMAです

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5周年での種族比率は男性キャスト8.3%、女性キャスト11.4%、合わせて19.7となります。
ほぼ誤差レベルで前年と変わりません

続いて6年目のパーツまで。---------------------------------
男性キャストはヴォーダム、ダルモルス、トレイオン、
アグリ、シュヴァル、クリスト、ハヴィック、ハイロウの7種です

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女性キャストはクロワール、フェマーレ、エアロス、
アルキ、シュバリア、マーヴ、フェリン、ニンバスの7種です

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NOVAのコラボパーツが4年越しに実装されました。
騎士モチーフパーツは金の固定色が本当に厄介。

人気パーツランキングは男性は騎士モチーフのシュバルとヴォーダムが奮闘。
女性は相変わらず大昔のパーツが人気です。

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6周年での種族比率は男性キャスト8.1%、女性キャスト10.9%、合わせて19.0となります。
7周年以降は種族比率が公開されていないので以後不明となります。

続いて7年目のパーツまで。---------------------------------
男性キャストは輝星・空式、轟雷、バーゼラルド、
ゼルフィカール、メイガス、ティタンガム、デモードス、
PSZオギ、クリミナル、武御雷、不知火、マグナレギアの12種です

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女性キャストは轟雷G、轟雷改G、バーゼラルドG、
フラメル、アイシリカ、ユーテルペ、ナイトメア、
アンファング、エクスマリーの9種です

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ボダブレ、FA(G)第2弾、PSZ、マブラヴと怒涛のコラボラッシュとなり、
男性キャストは10種を超える大盤振る舞いとなります

人気パーツランキングは男性は輝星やバーゼ等のコラボ品、
女性はナイトメアシリーズが一斉を風靡します。

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ヒラヒラな布メインとなるパーツは
キャス娘の風上にも置けないとか物議を醸したのは別のお話。

最後に一気に9年目のパーツまで---------------------------------
男性キャストはエクザギア、ハーゼン、ライナー、
ヴァローナ、ビオールの5種

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女性キャストはエクザリア、マーヴィス、
ソルリス、フルータ、ユリエンの5種です

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ラスターモチーフの実装を最後にNGS開始までパーツ実装が全く無く、
そもそも実装ペースがガタ落ちした時期でもあります。

8周年の人気パーツランキングは男女ともにエトワールモチーフが無双。

f:id:idola_ps:20211210190924p:plain9周年の人気パーツランキングは集計期間が1年あるためか
男女ともにモノクロがランクインしております

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という訳で9年間のキャストの軌跡を振り返ってまいりました。
上記のことから邪推できることを何点かピックアップします

9年間のデータから邪推できること


まず一つ目。---------------------------------
シンプルにキャストの人口が少ない
ヒューマン/ニューマン/デューマンの違いは頭部と肌色に集中していて
首から下は3種族とも共通なのに対し、
キャストパーツは全く異なる仕組みとなっている件

首から下のアバターアイテムをざっくり分類した際、
「通常コス」と「キャストパーツ」の2種にしか分類できない
というのは当たり前なんですが
2種にしか分類できないのにパーツを使う専用種族が
常に2割程度しかいないってそもそも致命的すぎるんですよね
バチクソ欲を言えば生肉全種族とキャストで1:1になるのが理想じゃないでしょうか

しかしそもそもロボ需要というというのは
キャラクリゲーにおいても少ないのが一般的です

種族比率が公開されていた6周年までの間にも、
キャスト人口を増やすための施策として
1.原型師コラボ
2.実装パーツの方向性転換(キャラクター性の強いもの)
3.要望聞いた上でのパーツオンリー復刻
4.パーツオンリーのコラボ開催
と言ったテコ入れをしていたにもかかわらず、
人口割合がほぼ変わらなかった というどうしようもない現実にぶち当たります


それに加えて二つ目---------------------------------
気に入ったパーツは何年も使い続けられる傾向がある。
これは女性人気パーツにエターナルFやローゼンSが長年に渡り上位を取っていたことから分かります
通常コスやレイヤリングは常に旬の物が跋扈し、
毎年ランキングがガラッと変わりますが
女性キャストのみ同じパーツが長年上位に君臨しています
気に入ったパーツは何年も使い続けることが出来ます。

気に入ったパーツが新規実装されなくても
既にお気にのパーツが有るならずっとそれを使い続けられる

良いパーツが増えないから仕方なく使っている、
みたいなネガティブな話ではなく

それでも尚ほか種族に転向せず
そのまま居てくれるのはそれだけの魅力があることの証左です

これは既にキャスト沼にハマった人間を逃すことなく、
遠慮なく方針転換しまくれるメリットとなります

ところがどっこい男性キャストは新規パーツが人気、
女性は上位がずっとエターナルFやローゼンSから変わらない、

異なる傾向が見えているにも関わらず総人口が増えない。
方針転換しても「元からキャストを使用している人が着せかえを楽しんでいるのみ」で、

新規キャストユーザーを得ることが出来なかったという
悲しい現実が見えてきます


そして3つ目---------------------------------

PSO2の時点で配信ペースを見誤っている

一番最初に述べた通りパーツを作るには半年以上かかります

最初の一年目に配信されたパーツは
基本的にサービス開始前から作成がスタートしているわけです

当然その時点では種族比率はわかりません

手始めに男性17種女性20種作る計画を立てて
サービス開始したら何とびっくり

キャストが最初から3割り切ってるではありませんか

という訳で初年度で下方修正を行っており2年目以降に実装されるパーツが減り、

概ね年に7種か8種実装されるペースで一度落ち着いたものと思われます

NGS配信に合わせ更にパーツが減ったのは
元々PSO2時点で年7種実装するのが採算取れてなかった、
あるいは見合わせた時点でのキャスト人口の割合が更に減っていた、のどちらかかと思います。

 

そして4つ目が---------------------------------
ユーザーが知り得ないキャスト滅亡のタイムリミット」です

以前のヒロアライ氏のインタビューで
「NGSの企画スタートは2017年」で有ることが公開されたことはご存でしょうか
また、先程述べたことの繰り返しですが新コス新パーツを作るには
半年以上から1年程度の期間が必要となります。

NGSのティザーPVが公開されたのは2020年7月となっており、
このPVの時点でギリアム含むデフォルトキャラは一通り作成済みとなっていると思われます

当然考えなしにキャラを作るわけには行かないので
作る前に一通り方針も固めていることでしょう

それらを踏まえると
2018年~2019年頃の種族割合で今後の方針を決めたのではないか」と邪推できます
そしてこの時期の旧PSO2におけるキャストは怒涛のコラボラッシュ開催中な訳です

超ポジ思考するならば
今後の方針を決める極めて重要な時期に、最大までキャスト人口を増やすべく、
当時のベストを尽くしてキャスト界を盛り上げようとしていた努力」というものが見えてくると思います

そして万策尽きてEP6後半ではNGS方針に引っ張られて
パーツの実装ペースが激減したわけですね


また、PSO2の歴史の中でも異色の存在感を放っているのが
EP6デラックスパッケージの特典であるモノクロシリーズです

過去のパッケージですと
第1弾:リヒト武器5種
第2弾:pspo2コス交換
第3弾:イーサン/カレンコス、リヒト武器2種
第4弾:オラキオ系コス、迷彩
第5弾:ナギサ/シズルコス、武器セット
第6弾:イツキ/リナコス、迷彩

となっていますがEP6パッケージ(第7弾)は
新規デザインかつ同一モチーフの男女コス、パーツが全て揃っている」唯一のパッケージとなっています

発売時期もNGS発表直前の2020年5月という点から見ても

同一モチーフの男女コスパーツを有償販売することで純粋な種族人気を測ろうとしていた」のではないかと思います
9周年の人気コス、パーツランキングにおいても、
生身男女、キャスト男女全てにおいてモノクロが最上位に入賞していることからも
デザインが良いとユーザーに判断されたのは明らかです

ユーザーの知り得ない場所で種族の命運を掛け
ヴァローナ君は戦っていたんですね(幻視)
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まとめ

とどのつまり
ベストは尽くした、しかしキャストは滅ぶべくして滅ぶのである」という話でした
流れの大筋は有ってるんじゃないかと思っております。
納得するかは別として運営なりにベストは
尽くしてそうなので許してあげてください

言い方が悪いとかそもそも言う必要有ったのか という意見に関しては

知らせずに存在しない餌を待ち続けさせる よりは
思いやりが有ったんじゃないかと思います
どっちのほうがマシか、常に最悪を想定していきましょう

ぶっちゃけ10年以上失言オンパレードしてるし
結果的に出来上がるものに対しては割と満足しているので
この運営はそういうものと割り切っております

そして「理解はしたが納得はしない方」向けのお話---------------------------------
今回の説明ではタイプ使用比率を元に見ている とは言いましたが
9周年の調査報告書では「マイショップでの取引価格」等も集計しているので
なるべく取引価格が高そうに見えるよう仕向けたほうがいいのかもしれません
需要がないから高く置いても売れない?事実陳列罪ですよ?

また、周年の報告書にはありませんが、
過去のPSO2STATIONでは「周年バッヂ」の交換状況なんかも集計していました

今後モノクロの様に交換所に並ぶようなパーツが有った際にとりあえず交換しておく、
とりあえずパーツチケットを消費しておく というのも人口がいるんだぜアピールに繋がるかもしれません

外部サイトで運営に対し暴言吐きまくるのは
キャストどうこう以前にゲームの寿命縮めるだけなので私は推奨しません

純粋に早くこのゲームに滅んでほしいと
思っているホモはブラウザバックだ!

また、今後一切パーツ配信しないという話ではなく、
NGS配信後の今までのペース、つまり半年に2~3種の実装ペースなので
年に5~6種なら結局旧PSO2の後期の頃とあまり変わらないのでは?というのが野次馬に対する感想です。


最後にNGSパーツについての感想---------------------------------

見て分かる通り男女の初期パーツは旧PSO2の初期パーツのオマージュとなっています

追加された男性パーツのヴェテルノはある種すごくモブっぽいパーツ、A○EXにいそうなデザインとなっており
カタフラークはディガーン以上にボリュームのある重装甲パーツとなっています

「無難に人気が出そうなパーツ」を素直に実装している分方向性に不満はありません。

 

女性パーツのスヴェーラは「布を含んだパーツでありながら生肉部分が一切ない」という
今まで存在しなかった新ジャンルとも言える革命的パーツのなっています

一方ネヴァーンは胴は表示切り替えできる布スカート、
腕は装飾が一切ない生腕、足はふくらはぎが極太で絶妙に使いづらい感じとなっています

個人的に「キャストらしいパーツ」と言えるのは圧倒的にスヴェーラだと思うのですが
実際のマイショップ取引価格ではスヴェーラが捨て値で
ネヴァーンは中々いいお値段がするという結果になっていました

個人の好みの話ではありますが新生コスチュームリクエスト総選挙に置いても
ナイトメア、アリスリーパー、サヤヒメといった「布を含んだ生肉の露出が多いパーツ」が上位に入るのは
本当にキャス娘はキャストとして求められているのか?という点で非常に疑念を感じております

好みの旧パーツを述べるならラミア、ローゼンS、アルビダ、ソルリスあたりです。
未実装の過去作だとPSZのキャスト組は男女共にすごく好きなんです。

最後の最後にポジ意---------------------------------

NGSにて拡張された手足の太さや足の甲調節なんかはキャストがぶっちぎり恩恵受けていますし

男性キャストはウェザリング表現の有無が増えたり
女性キャストはパーツの上にボディペイントを更に重ねられるようになったりと

パーツを増やせない分カスタムの幅を増やしたから許して欲しい
みたいな雰囲気を運営から感じて過ごしております

狂乱し運営をバールで殴る前に一考されてはどうでしょうか


正味キャスト使ってるユーザーも全く一枚岩ではないので
意見はバチクソ食い違うこともあるとお見ますが

まっとうな手段で「箱を愛して欲しい」と
アピールするのが良いのではないでしょうか

そんなこんなで終わりたいと思います
ご視聴ありがとうございました。

 

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コスチュームの総数とパーツの総数の比較を追記します(12/11 05:00)

NGSサービス開始から実装されたコス(初期も含む)

男性34種、女性51種
パーツ
男性5種、女性5種

じゃあ旧PSO2のときはどうだったのか?という点
wikiとにらめっこするのがとてもつらかったのでレイヤリング実装前、
1周年3周年時点での計測となります

1周年はこちら。
男性コス31(初期コス+6)、女性コス56(初期コス+6)
比較として男性パーツは14種(初期パーツ+3)、
女性パーツは17種(初期パーツ+3)

3周年はこちら。
男性コス48、女性コス90
比較として男性パーツは7種、女性パーツも7種です。

ルールとしてメカラッピースーツのような男女で使用できるものは除外、
ルックス系も除外、カラバリや復刻も除外した新規実装されたコスのみ計測しております

面白いのが1年目。
7月のサービス開始から男女コスの割合は1:1なんですが
12月末の新春スクから女性コスの割合が増えていきます
というのも配信済みの男性コスの女性版がこのあたりから増えてるんですよね
その逆は絵面的に厳しいので仕方ないです。
男の娘コスを出せとか騒動が起きたのはEP4あたりでしたでしょうか

また、シャイニングコラボは男女比1:4、セガコラボも男女比1:4となっており、
男性コスの配信ペースが下がっているわけではないものの差ができる形になりました。

続いて3年目の解説。
傾向としては明確なモチーフがあるものは男女両方実装されますが
水着や冬服だと男女で結構数に偏りが出ます。
リアルでも季節モノの服はバリエーションに差が出るのでコレ自体は仕方ないでしょうか。

コラボスクだと女性コスはドバっと増える傾向が強く、
コラボ自体ゆるゆりFate/ホロウ、テイルズ、Fate/UBW、シャイニング、Fate/プリヤと多いので
そこで数に大きな開きが出来ているようです。Fate短期間に多すぎ問題。

1年目に比べコスの総量が増えているのは
パーツ配信のペースを落としてリソースの再分配を行った結果と思われます
この時点ではSGスクラッチなどは未実装ですからね。


最後に割合ですが
1年目に実装されたコスが男女合わせ99種、パーツは37種。
総アイテム136のうちパーツの割合は27.2%となります。

3年目に実装されたコスが男女合わせ138種、パーツは14種。
総アイテム152のうちパーツの割合は9.2%となります。

そしてNGS配信後のコスが男女合わせ85種、パーツは10種。
総アイテム95のうちパーツの割合は10.5%となります。

初期アバターを含めないのであれば男女合わせ81種、パーツは4種。
総アイテム85のうちパーツの割合は4.7%となります。

こうしてみると今後のパーツの配信ペースが中々しんどそうな感じが分かりますね
しかしここまで書いて思いついたことがあります
NGSのコスはレイヤリングを含んでいるのでそちらも比較するべきではないかと

 

という訳で5年目までのアイテムを計測。
ACスクラッチでは男性コス47、女性コス94
比較として男性パーツは8種、女性パーツも8種です。
SGスクラッチはブライトダークヒロインとマザー・クラスタイミネーションをカウント
こちらでは男性コス4、女性コス9となってます。
※超細かく言うとアイテムコード品とかアリーナ交換コスとかあるけど除外。

レイヤリングはセットとなっているものはOu、Ba、In合わせて1とカウント。
Inのみのものは除外しております。
EP4後半ということで地球服が非常に多く、
リアルでも季節モノの服はバリエーションに差が出るので以下略
コラボはFF14PSU、ミリアサ、グラビティデイズペルソナ5、ニーア、FA(G)がありました。

まとめると5年目のコスが男女合わせ154種、パーツは16種。
総アイテム170のうちパーツの割合は9.4%となります。
一番PSO2が盛り上がっていた時期なのでアイテム数的にも開発に体力が有り余っていた時期かと思います。それでも3年目から割合はあまり変わらないですね

総括-----------------
EP1、1年目のパーツ配信ペースは目測を見誤っていたものとし、
その後の人口、つまりキャスト人口が2割程度の状態で
それに見合った値と運営が考えていそうなのが
全アイテムの内、パーツの割合が10%程度」と見て良さそうです

NGSでそれを改めたのは更に人口が減ったか、今までが見合わない数値になっていたか(ボランティアしてたか)になります。

 

全体で見ればPSO2では男性3割、女性6割、パーツ1割となっており、

NGSでは女性が微増、パーツが減少したわけです

(パーツは原則男女で数が同じなので纏めてます)

 

NGSでのパーツ配信ペースを5%と見るべきか10%と見るべきか釈然としません
ストーリーキャラのアイテムはSGスクに入る、
NGSストーリーではキャストが活躍することが確約されているのを考えると
今後はACスクラッチだけでなくSGにもブルーダーの頭部のように
リテムの白い3連星のパーツもSGに入る可能性が高いでしょう。

既存パーツの迷彩柄のような特殊カラー、一部形状の異なる亜種パーツがSGに増えるとともに
5%の割合でACスクラッチで配信されるならトータルで意外と損していない…のかもしれない

また、種族割合に重点を置いていたため触れていませんでしたが、
種族がキャストであっても通常コスやレイヤリングを着ているケースも考えられるので、
(箱はそうでもないと思いますがキャス娘は特に。)
「実際のパーツ使用率」というのは更にガッツリ下がるものと考えられます。

 

そしておまけ話としてもう一つ。

PSO2の頃は1つのパーツが無印、CV、GVと繰り返し販売され、年がら年中スクラッチにパーツが入っていました

NGSではCV系がまだスクラッチに入っていないので実際の割合以上に少なく感じる差がありそうです(デフォルトパーツのCVがミッションパスに入っているのでACスクで実装されたパーツの扱いがどうなるかわかりませんが)

 

そして最後に一つ。
男性コスの割合、一貫して3割位から変動してないじゃん!

これもしかして

「何故男3割女6割箱1割なんですか?」って素朴な疑問にバカ正直に答えただけ(のつもり)だったのでは疑惑出てきますねくぉれは...

 

以上、深夜4時間ぶっ続けで書いた文章でお送りしました。

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寄せられたコメントに対する私個人のQ&Aを追記しました(12/12 20:00)

第3ラウンドじゃよ

 

Q.なんでこの記事書いたの?
A.反射的に「クソ運営!野郎ぶっ殺してやる!」って人が非常に多く見られた為、
「ちょっと待った!」を書けるために書いた記事となります。

 

Q.途中で通常コスとパーツの割合の話を追加したのは何故?
A.引用リツイートにて「比率に触れていないのにこの内容はおかしい!」と言われた為です。

 

Q.NGSで種族の壁が撤廃されたり色々仕様変更あるけどそこは考慮しないの?
A.本記事は運営が出してる公式データを元に「旧PSO2の配信時期の種族比率から配信アバターアイテムの比率を決めてるのではないか」という前提での推論を行っており、NGS配信以降の要素は一切考慮しておらず、する必要もないと考えております(運営っぽい書き方)

 

Q.NGSは新作なのに旧PSO2の種族比率を参照するのはおかしくない?
A.本記事は実際の運営の行動から「こういう事情があったんじゃない?」と推論するのが趣旨となっています。何故そういう行動をとったのか、その理由を都度憶測立ててるだけなので「その行動が正しいか否か」は私は知ったこっちゃないので自由に議論してください。小言を言うなら新作が前作の比率参考にするのそんなにおかしいですかね…?

 

Q.そもそも運営の言うデータが計測方法おかしくない?信用できないゾ!
A.アンタ個人が運営を信用しているかどうかなんて知るかボケェ!

 

Q.ゲーム業界で働いていますが、パーツや衣装の制作に半年ってのは全く納得できません。 もしそうならセガさんの開発速度は相当に遅いと言わざるを得ません。 単に言い訳で半年と言ったようにしか思えないです。
A.私自身は制作に関し全く知らない一般人ですが、隔週4着、年間100着以上のコスチューム及びそれ以上の数のアクセサリーを配信しているゲームの存在を他に見たことも聞いたこともないので当てにならんのではないでしょうか。
膨大な量を常に並行して作り続けてるが故のフローチャートとして半年以上というだけで単に1着半年間丹精込めて作っているわけではないと思います。妄言だったらすいません(先手必勝)

 

Q.†漆黒の光† (202.211.87.36) 2021-12-11 16:33:43 
>「NGS開始以降パーツの配信が減った、だから人口が増えるわけ無いだろ!」 という意見はそもそも成立しません。 その意見は集計がいつでも事後でも成立するぞw まぁ末期のゲームでプチ炎上に乗っかろうとしてるし本気では書いてなさそうだけどもw
A.コスチューム、パーツの制作に半年かかることからの「実装計画建ててからユーザー環境に実装されるまでのタイムラグ」の話となっております。時期的に言えば来年以降は「NGS配信後の人口割合」がダイレクトに反映され始める、逆に言えば今種族比率が激変してもそれが実装ペースに反映されるのは半年以上先から、とも言えます。

 

Q.PSO2のサービス開始前のSKIの発言
「直接販売してほしいという方の気持ちもよくわかるのですが、コスチュームの作成コストはソーシャルゲームのカード1枚描くのとは桁の違うコストがかかります。直接販売して利益をだすためには、皆さんが想像しているよりもとても高い値段設定が必要となるため、個別に1着のみの購入となると、結果的に人気のあるものしか作れない、という販売方式にならざるを得ません。これはゲーム内の服のバリエーションがとてもつまらないことになります。

プレイヤー一人一人が、「お気に入りの一着」だけを入手するのではなく、様々な種類の服を入手し、ゲーム内の流通も活発になっていくことで、結果的にお客様1人にかかる額を少なく抑えられ、かつバリエーション展開がしやすいようになっていますので、どうかご理解いただきたいと思います。」ってのからずれてない?
A.記事内でも触れた通り、「サービス開始時点で本来運営が想定していた種族比率を大幅に下回っていたことで少なくせざるを得なかった」言い換えると「闇鍋ガチャでリクス分散した上でも話にならないくらい超絶需要少ねえぞおい!」となったものと推測しております。

 

Q.使用率を理由に実装数を少なくする理論、あらゆる要素に対して使用率が少ないを理由に少数派ユーザーに不利を強いることになりかねなくない?
A.「旧PSO2の1年目でパーツの配信割合は一度下方されている」点から運営は「自分達が配信するものに対して想定している数値があり、それに合わせて調整を行っている」ものと推測しております。 
クラスバランス調整なんかも同じ傾向がある、というかP自身クラス使用率を見て上方修正をするって何度も言ってるんですよね。その方向性が正しいかはともかく。言ってないだけでHuRaFoの基本3クラスは人多め、操作が独特なFiGuTeの亜種クラスはその半分程度、複合クラスは使用率ぶっちぎる様に意図的に強さを調整している訳です。
しかし例外として旧の配信直後の弱いのに割と人気あったカタナ、そこからシュンカ追加で全クラスシュンカオンラインとなったこともあれば、マロン投げるだけで馬鹿強いと言われたサモナーがあまり使用率高くなかったりとか(末期ではなく実装初期の話です)、単に強ければ人気が出るわけでもなくカタナは格好良いから万人受けしやすくサモナーは外見から人を選ぶ、キャストも同様でそもそもメカに興味なければ選択肢に上がりらないジレンマがあります。
キャスト界を盛り上げるべく色々頑張った形跡については記事の通りで、運営も使用率が低いものに対しては結構積極的に改善しようとしており、それでも尚使用率が上がらないなら根本の下方も仕方ない、としか言いようがないのではないかと個人的に思います。

NGSでのアップデートや仕様変更で出来ることが増えたのも運営なりの優しさと言うか、今も頑張り続けている事実が見えるので少なくとも「運営はキャストを愛していない」ということは絶対にないかと思います。

 

Q.ポジ意すぎん?魚民かよ
A.Exactly(そのとおりでございます)
そもそも私はこの記事を「運営は善の可能性もあるんじゃない?」という意見として運営が善っぽく見えるように書いておりますし、それを読んで反論を言う方は「運営は悪である」と結論づけた上で悪っぽく見えるように意見をおっしゃっているかと思います。
理論的に破綻しているとか本当ならセガは頭おかしいとか言われることもあれば、動画の方は高評価80%とか宣伝RTよりいいね数のほうが多いとか納得せずとも理解はしてくださった方も多いようですので議論が広まれば良いかなと思います。

 

おまけ話

上で一度書いてますが「旧PSO2の1年目でパーツの配信割合は一度下方されている」点から運営は「自分達が配信するものに対して想定している数値があり、それに合わせて調整を行っている」ものと推測しております。
今回のキャストのコスチュームとパーツの比率と実際の種族比で言うならば「見誤った1年目は種族比は25.3%に対しパーツ比27.2%」、これが3年目や5年目だと「種族比20%に対しパーツ比10%」、「人口に対しパーツ比は二分の一」となっていることから「1年目は本当にマジで種族比50%目指していた」という滅茶苦茶強気な数字が見えてきます。流石にコレを目指していたかはかなり怪しいと自分でも思いますが「キャラクリの自由度が高いメカが使えるアクションRPG」として覇権を本気で狙っていたからこそのパーツ配信数の多さと思います。
ところがどっこい以下略な結果に一番残念なのは運営でしょうし運営が善なのか否か判明するのは今後の運営の行動次第なので拙い運営を見守っていただければと思います。

まぁ金曜日の時点で声受け止めてるって公式動画の固定コメントで言われてるし
それが実際に反映されるのコンテンツ同様半年のタイムラグあるけどな!

 

以上、1万4000字でお送りしました。

 

Q&Aとは少し違うので別に追記しますが

「この記事はおかしい!何故なら理由は説明できないがとにかく納得できないからだ!ヘイト企業セガは謝罪しろ!」みたいなのマジで見るので建設的な話を…ね?